絶望

これまでの人生で何度か「絶望」という文字が頭をよぎったことがある。

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この間の月曜日もそうだった。

代休を頂いた私は、世間様が働く中、紅葉見たさに奥日光へ向かった。

バイクに取り付けたGPSは東北道の途中で一般道へ降りるように指示、素直に従うと、どんどん細い山道に入っていく。

おかしい、2時間程度で到着する予定が4時間半経過しても到着しない。

スウェットに革ジャン、サマー・グローブという舐めた服装で奥日光を目指したら凍えるほど寒い。

そうこうしているうちに、燃料の警告灯が点灯。

どうしよう、ガソリンスタンドはまだまだ先だ。

それにしても寒い、日も暮れてきた。

寒さでお腹が痛い。

もうだめだ。

「絶望」

そして私がとった行動は、

野〇ソ!

 

オッサンが奥日光で

野〇ソ!

普段ティッシュを携行しない私は泣く泣く熊笹でお尻を拭いた。

笹が小さすぎるのか若干指にも付いた。

人生は本当に厳しい。

それでも、「絶望」という文字が頭をよぎるたびに、私は開き直り 

立ち上がってきた。

どうにもならない事態に直面したからといって決して潰れる必要はないのである。

その度に開き直り、立ち上がればよいではないか。

バイクという乗り物はそんなことも教えてくれる素敵な乗り物だ。

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